2013年04月12日
カーディナル3アルミスプール(過去HPより)
これも2006年に作ったものです。
今までリセントのアルミスプールを使っていましたが、取り外しボタンのついているヘソの部分が出っ張っている為に大事な場面でそこにラインを巻いている事が多々ありました。純正スプールに戻そうかと何度か思いましたが、この際純正樹脂スプールと同サイズでアルミを削り出して作ってみる事にしました。素材はA5065を使い、表面仕上げはアルマイト加工にするつもりです。アルマイト加工は自分じゃ出来ないので請け負ってやってくれる業者に出すことにしています。アルマイト加工の価格はスプール1個3,4千位でしょうか?
初めに純正スプールを分解し、各部の採寸をして図面に落しました。純正スプールの取り外しボタンとヘソの部分はそのまま使う予定なのできれいに外してスプール完成時まで仕舞っておきます。

スプールも裏の十字の切り欠き以外は難しい部分も無く簡単に出来ます。裏も1.5mmのエンドミルがあれば簡単ですが4mm~しか手持ちが無いのでリューターで切り込むつもりです。

切削開始から1時間半ほどで大体の形になりました。当初はスプールの溝は純正スプールと同じ深さにするつもりでしたが、どうせ下巻きして使うので浅溝にする事にしました。深さとしては、リセントのアルミスプールよりも若干浅めにしてバリバスの4lbラインが91mですので全部巻くと巻き過ぎになるくらいにしました。渓流で使用するので糸巻き量は半分の45mでも充分足りるのですが、あまり短くするともしものライントラブル時に切ってしまうとその後釣りにならなくなってしまいます。

表面加工はアルマイト処理するつもりでしたが、形になると使ってみたくなるのが人間ってものです。1個は表面処理は未処理のままコンパウンドで磨き上げて実釣で使用するつもりでいます。A5000番台は腐食にある程度強いアルミ合金です。素地のままどこまで使えるのか?というのも気になるところではあります。
ヘソを取り付ける前に実際にリールに付けてみて裏の十字の切り込みの深さ等をリューターで微調整していよいよヘソの取付けをしました。寸法がキッチリと出来た為、手では入らなくてバイスに咬ませて圧入しました。ヘソを取り付けるとスプールが川に誘っているような気分になりました。

今までリセントのアルミスプールを使っていましたが、取り外しボタンのついているヘソの部分が出っ張っている為に大事な場面でそこにラインを巻いている事が多々ありました。純正スプールに戻そうかと何度か思いましたが、この際純正樹脂スプールと同サイズでアルミを削り出して作ってみる事にしました。素材はA5065を使い、表面仕上げはアルマイト加工にするつもりです。アルマイト加工は自分じゃ出来ないので請け負ってやってくれる業者に出すことにしています。アルマイト加工の価格はスプール1個3,4千位でしょうか?
初めに純正スプールを分解し、各部の採寸をして図面に落しました。純正スプールの取り外しボタンとヘソの部分はそのまま使う予定なのできれいに外してスプール完成時まで仕舞っておきます。

スプールも裏の十字の切り欠き以外は難しい部分も無く簡単に出来ます。裏も1.5mmのエンドミルがあれば簡単ですが4mm~しか手持ちが無いのでリューターで切り込むつもりです。

切削開始から1時間半ほどで大体の形になりました。当初はスプールの溝は純正スプールと同じ深さにするつもりでしたが、どうせ下巻きして使うので浅溝にする事にしました。深さとしては、リセントのアルミスプールよりも若干浅めにしてバリバスの4lbラインが91mですので全部巻くと巻き過ぎになるくらいにしました。渓流で使用するので糸巻き量は半分の45mでも充分足りるのですが、あまり短くするともしものライントラブル時に切ってしまうとその後釣りにならなくなってしまいます。

表面加工はアルマイト処理するつもりでしたが、形になると使ってみたくなるのが人間ってものです。1個は表面処理は未処理のままコンパウンドで磨き上げて実釣で使用するつもりでいます。A5000番台は腐食にある程度強いアルミ合金です。素地のままどこまで使えるのか?というのも気になるところではあります。
ヘソを取り付ける前に実際にリールに付けてみて裏の十字の切り込みの深さ等をリューターで微調整していよいよヘソの取付けをしました。寸法がキッチリと出来た為、手では入らなくてバイスに咬ませて圧入しました。ヘソを取り付けるとスプールが川に誘っているような気分になりました。


2013年04月11日
カーディナル3ドラグ調整ノブ(過去HPより)
2006年ころに作ったドラグ調整ノブです。
2年ほど使ったカーディナルですが、釣行時に岩に当てたりしてドラグ調整ノブが傷だらけになってしまいました。そこで調整ノブを作る事にしました。
材質はSUS304を選びました。本当はアルミで作りたかったのですが、手元にあった物で間に合わせてしまいました。リールの後部が少し重くなりますが、安定性が増すということで問題は無いと思います。
ハンドルアームと同じように大事な設計図を書きました。現物からの採寸で書いたので多少の誤差はあると思います。

外形は旋盤さえ扱えれば難しい部分ではありませんでした。内側の部分から削り出していきます。シャフト材から切り離してしまう前に滑り止めの溝をフライスにて8本の溝を掘っておきました。
再び旋盤に咬ませて寸法どうりに切断するとコロッとノブの形をした物が出来上がりました。この状態だとまだネジの頭が埋まる穴があいていないので、芯ブレをしないように旋盤に咬ませて削り出して面を取り、旋盤での作業は終わりとなりました。

問題は取り付け部の十字の溝にはまる部分です。内径の一番小さい穴を開けてルーターで削る事にしました。リューターで削りながらリールに付けてみて何とかフィットさせることが出来ました。ルーターでの切削だけで旋盤に費やした時間以上かかってしまい、削っている時に「やっぱりアルミで作れば良かったなぁ。」とも思いました。最後にバフ掛けをして完成となりました。

完成後、重量を計ってみると16.2gありましたが、実際に取り付けて1日ロッドを振ってみましたが気にならない程度の重量アップで済みました。
良くぶつけるところなので、完成して実際に使用してみるとアルミよりも硬度の高いステンレスで作って良かったと思っています。
2年ほど使ったカーディナルですが、釣行時に岩に当てたりしてドラグ調整ノブが傷だらけになってしまいました。そこで調整ノブを作る事にしました。
材質はSUS304を選びました。本当はアルミで作りたかったのですが、手元にあった物で間に合わせてしまいました。リールの後部が少し重くなりますが、安定性が増すということで問題は無いと思います。
ハンドルアームと同じように大事な設計図を書きました。現物からの採寸で書いたので多少の誤差はあると思います。

外形は旋盤さえ扱えれば難しい部分ではありませんでした。内側の部分から削り出していきます。シャフト材から切り離してしまう前に滑り止めの溝をフライスにて8本の溝を掘っておきました。
再び旋盤に咬ませて寸法どうりに切断するとコロッとノブの形をした物が出来上がりました。この状態だとまだネジの頭が埋まる穴があいていないので、芯ブレをしないように旋盤に咬ませて削り出して面を取り、旋盤での作業は終わりとなりました。

問題は取り付け部の十字の溝にはまる部分です。内径の一番小さい穴を開けてルーターで削る事にしました。リューターで削りながらリールに付けてみて何とかフィットさせることが出来ました。ルーターでの切削だけで旋盤に費やした時間以上かかってしまい、削っている時に「やっぱりアルミで作れば良かったなぁ。」とも思いました。最後にバフ掛けをして完成となりました。

完成後、重量を計ってみると16.2gありましたが、実際に取り付けて1日ロッドを振ってみましたが気にならない程度の重量アップで済みました。
良くぶつけるところなので、完成して実際に使用してみるとアルミよりも硬度の高いステンレスで作って良かったと思っています。

2013年04月10日
カーディナル3ハンドルアーム2(過去HPより)
これは2006年12月に作ったハンドルアームです。
予備リールとして自宅保管になっているもう1つのカーディナル3のハンドルアームを製作しました。基本構造は2月に製作した物と同じタイプで、M5の逆ネジの取り付け部分を前回は組み込み式にしたのですが、今回はピンをカシメて固定して多少の回転が出来るようにすることでハンドルが畳めるようにするつもりでした。
今回は前回の物のを改良するだけなので設計図は書かずに進めました。
始めに純正ハンドルと同じサイズのノブ取り付け部分をSUS304を使い旋盤で削り出しました。留めネジは純正では3.5mmのネジを使っていますが、4mmのキャップスクリューを使用します。M4のキャップスクリューそのままだとネジの頭がわずかに純正ネジよりも大きくなるため、旋盤にて頭を台形に削りました。アームに取り付ける部分は4mmの皿ビスを使い固定するようにしました。


ノブ部分が完成したので、いよいよM5の逆ネジ取り付け部分の製作を始めます。よくよく考えてみると、前作の物を改良しただけではアーム取り付けネジとM5逆ネジを取り付けるピンが干渉してしまって取り付け出来なくなることが分かりました。純正と同じ構造の物にするか、固定式にするのか・・・。
結局、固定式にする事にしました。前作と全く同じじゃ面白くないので、今回はM5逆ネジ取り付け部分を薄くしてアームを曲げて取り付ける事にしました。

M5逆ネジの製作から始めます。前回ここで非常に苦労したので、M5の逆ネジのダイスを手に入れました。基本的に前作と一緒なのであっという間に出来ていきます。今回はネジの頭を長く作ってアーム取り付け部分から真鍮がチラッと見えるようにすることにしました。
次に取りかかったのは真鍮のネジが収まる部分です。材質はSUS304を使い、軽くテーパーにして厚さは6mmにしました。2.5mmのアーム固定用の穴を2個開けて、M3のタップでネジを切ってから丸棒から切り離しました。

アルミのアームをステンレスでサンドイッチする為の薄い円盤を作りました。先ほど切り離した丸棒の残った部分にセンターの穴と固定用の穴が残っているのでそれを使いました。2.5mmの穴を3.2mmに広げてから厚さ1mmで切りました。


ここまで作ってしまうと後はアームを切り出せば完成となります。厚さ5mmのアルミのフラットバーから切り出しますが、切り出す前にフライスで軽量化のための肉抜きをした後取り付けの為の穴を開けました。純正ハンドルよりも3mm短く切り出し、プレスにてS字に曲げてローターの逃げを作りました。ヤスリで形を整えて600番のサンドペーパーでヘアラインに仕上げました。


最後に緩んで欲しくないネジにはネジロックを塗って固定して完成となりました。
予備リールとして自宅保管になっているもう1つのカーディナル3のハンドルアームを製作しました。基本構造は2月に製作した物と同じタイプで、M5の逆ネジの取り付け部分を前回は組み込み式にしたのですが、今回はピンをカシメて固定して多少の回転が出来るようにすることでハンドルが畳めるようにするつもりでした。
今回は前回の物のを改良するだけなので設計図は書かずに進めました。
始めに純正ハンドルと同じサイズのノブ取り付け部分をSUS304を使い旋盤で削り出しました。留めネジは純正では3.5mmのネジを使っていますが、4mmのキャップスクリューを使用します。M4のキャップスクリューそのままだとネジの頭がわずかに純正ネジよりも大きくなるため、旋盤にて頭を台形に削りました。アームに取り付ける部分は4mmの皿ビスを使い固定するようにしました。


ノブ部分が完成したので、いよいよM5の逆ネジ取り付け部分の製作を始めます。よくよく考えてみると、前作の物を改良しただけではアーム取り付けネジとM5逆ネジを取り付けるピンが干渉してしまって取り付け出来なくなることが分かりました。純正と同じ構造の物にするか、固定式にするのか・・・。
結局、固定式にする事にしました。前作と全く同じじゃ面白くないので、今回はM5逆ネジ取り付け部分を薄くしてアームを曲げて取り付ける事にしました。

M5逆ネジの製作から始めます。前回ここで非常に苦労したので、M5の逆ネジのダイスを手に入れました。基本的に前作と一緒なのであっという間に出来ていきます。今回はネジの頭を長く作ってアーム取り付け部分から真鍮がチラッと見えるようにすることにしました。
次に取りかかったのは真鍮のネジが収まる部分です。材質はSUS304を使い、軽くテーパーにして厚さは6mmにしました。2.5mmのアーム固定用の穴を2個開けて、M3のタップでネジを切ってから丸棒から切り離しました。

アルミのアームをステンレスでサンドイッチする為の薄い円盤を作りました。先ほど切り離した丸棒の残った部分にセンターの穴と固定用の穴が残っているのでそれを使いました。2.5mmの穴を3.2mmに広げてから厚さ1mmで切りました。


ここまで作ってしまうと後はアームを切り出せば完成となります。厚さ5mmのアルミのフラットバーから切り出しますが、切り出す前にフライスで軽量化のための肉抜きをした後取り付けの為の穴を開けました。純正ハンドルよりも3mm短く切り出し、プレスにてS字に曲げてローターの逃げを作りました。ヤスリで形を整えて600番のサンドペーパーでヘアラインに仕上げました。


最後に緩んで欲しくないネジにはネジロックを塗って固定して完成となりました。

2013年04月10日
カーディナル3ハンドルアーム(過去HPより)
2006年2月に作ったカーディナル3のハンドルアームです。
復刻のカーディナル3のハンドルアームはオリジナルのカーディナル3のハンドルアームとは違い、鉄板を折り曲げただけの簡単なものです。さらに味を出し、気分を盛り上げる為にアームの製作をしました。
まずは設計図を書きました。何を作るにしても最初の設計が肝心です。

リール本体とアームは5mmの逆ネジで取り付けられます。ネジを作る際の材質は・・・、鉄はもっての他、SUS304にしようかと思いましたがリールの雌ネジ部分の強度よりも強くなってしまいます。結局、真鍮で製作する事にしました。
アームとネジの取り付けは多少重くなりますが、SUS304の丸棒から削り出して真鍮のネジの頭が入る溝をフライスで掘りました。後は設計図通りに3mmのタップで雌ネジを作ればスペーサー兼固定部分の完成です。

アームはアルミの5mm厚のフラットバーを切り出して磨きました。磨くと言ってもピカピカにはしたくないのでヘアライン仕上げ程度で完成です。
ノブのシャフトはSUS304の丸棒を削り出して作りました。ノブの中に真鍮のパイプを埋め込んであるのでSUSでもカジリの心配は無いと思います。

耐食性を考えてネジ類はすべてステンレスのキャップスクリューを使用しました。ただひとつ気に入らないのは、ハンドルが畳めないと言う点です。やろうと思えばそう言う作りも出来ましたが、真鍮の5mm逆ネジがメッキなどをしていないので、その度に緩めたりしているとねじ山が痩せてくる可能性があり固定ハンドルとしました。

ノブ固定ネジがプラスのネジになっていますが仮に入れてあるだけです。完成時にはキャップスクリューにしました。
復刻のカーディナル3のハンドルアームはオリジナルのカーディナル3のハンドルアームとは違い、鉄板を折り曲げただけの簡単なものです。さらに味を出し、気分を盛り上げる為にアームの製作をしました。
まずは設計図を書きました。何を作るにしても最初の設計が肝心です。

リール本体とアームは5mmの逆ネジで取り付けられます。ネジを作る際の材質は・・・、鉄はもっての他、SUS304にしようかと思いましたがリールの雌ネジ部分の強度よりも強くなってしまいます。結局、真鍮で製作する事にしました。
アームとネジの取り付けは多少重くなりますが、SUS304の丸棒から削り出して真鍮のネジの頭が入る溝をフライスで掘りました。後は設計図通りに3mmのタップで雌ネジを作ればスペーサー兼固定部分の完成です。

アームはアルミの5mm厚のフラットバーを切り出して磨きました。磨くと言ってもピカピカにはしたくないのでヘアライン仕上げ程度で完成です。
ノブのシャフトはSUS304の丸棒を削り出して作りました。ノブの中に真鍮のパイプを埋め込んであるのでSUSでもカジリの心配は無いと思います。

耐食性を考えてネジ類はすべてステンレスのキャップスクリューを使用しました。ただひとつ気に入らないのは、ハンドルが畳めないと言う点です。やろうと思えばそう言う作りも出来ましたが、真鍮の5mm逆ネジがメッキなどをしていないので、その度に緩めたりしているとねじ山が痩せてくる可能性があり固定ハンドルとしました。

ノブ固定ネジがプラスのネジになっていますが仮に入れてあるだけです。完成時にはキャップスクリューにしました。
2013年04月03日
スプーンリメイク完成編
ただ色を塗り替えるのをハンドメイドのカテゴリーに入れちゃっていいのかどうか?
目玉を取り付けたクルセイダーとキラスプーンができあがりました。

クルセイダーは裏表両面を、キラスプーンは裏面に塗装しました。
ついでに旧ライトニングウォブラー14gと10gもリメイク。

表面には塗装後ラメを散らして色気づいてもらいました。
裏面は極秘の処理を•••
これで爆釣まちがいなし?
目玉を取り付けたクルセイダーとキラスプーンができあがりました。

クルセイダーは裏表両面を、キラスプーンは裏面に塗装しました。
ついでに旧ライトニングウォブラー14gと10gもリメイク。

表面には塗装後ラメを散らして色気づいてもらいました。
裏面は極秘の処理を•••
これで爆釣まちがいなし?
2013年04月03日
不発•••
日時 3月29日 5時~7時15分
天候 曇り
水温 -
場所 某湖AT
朝起きると大先輩の車がありました。
前日と同じポイントで釣りを開始。
釣れそうな雰囲気はプンプンするものの、一向にアタリません。
すっかり明るくなった頃、フェンス色に塗ったダイワのダンサー9gにあたっただけでした。
Y氏が納竿してしばらくすると、隣に大先輩が来ました。
時計はすでに7時を指していて、集中したい時でしたが大先輩の話を聞いて納竿となってしまいました。
会社には遅刻することなく到着。
釣れない釣りはつらい•••
天候 曇り
水温 -
場所 某湖AT
朝起きると大先輩の車がありました。
前日と同じポイントで釣りを開始。
釣れそうな雰囲気はプンプンするものの、一向にアタリません。
すっかり明るくなった頃、フェンス色に塗ったダイワのダンサー9gにあたっただけでした。
Y氏が納竿してしばらくすると、隣に大先輩が来ました。
時計はすでに7時を指していて、集中したい時でしたが大先輩の話を聞いて納竿となってしまいました。
会社には遅刻することなく到着。
釣れない釣りはつらい•••